室外機から水がぼたぼた落ちる~の困ったを解決しました

先日、冷媒配管の接続箇所が隠されたエアコン工事の事を紹介させて頂きましたが今夜はそのお客さまのもう一台の取替工事の様子を紹介しようと思います。

こんばんは。この街のお助け隊よしかわでんきです。

冷媒配管の接続箇所が隠されているエアコンを取り換えるには?

このエアコンの取替工事と同時進行でもう一ヶ所取替工事をさせて頂きました。冷房運転の時に室外機周辺から水がボタボタと落ちてくるのと冷えが悪いという困った状態でした。

冷房運転であれば室外機から水が落ちてくるなんて考えられません。訪問させて頂いて強制冷房運転をしてみると室内機から出てくる風が余り冷たくない。フロンガスの圧力を測定するとガス不足でした。

フロンガスが不足すると圧縮されたガスが室内機に到達する前に蒸発し屋外で冷媒配管が冷え冷えになってしまします。その結果屋外で結露がおこり室外機周辺からボトボトと水が出ていたようでした。

持ち帰った配管の保温材を剥がしてみると結露による水で銅管が錆びていました。配管の接続部が不完全だったようでそこから漏れ出たオイルでベタベタになっていました。

残りのフロンガスを回収して古い室外機を取りはずします。40kg近くある室外機を安全に降ろすために梯子に付けられるウインチで降ろします。

同時進行で室内機を外しましたが、貫通スリーブが使われていませんでした。

新たに取り付けるエアコンは貫通スリーブを使って屋外からの湿気や虫の侵入を防ぎます。

新たに取り付ける室外機も電動ウインチで安全に吊り上げ壁掛け基台に設置します。

全ての配管が接続出来たら電動真空ポンプを使って配管内を真空乾燥します。

作業が完了したら試運転を十分に行います。

新しい室外機は奥行きが大きいので壁掛け基台を移設させて頂きました。これで夏場かけ屋根上から水漏れの心配はなくなりました。室外機からも大きな音がしていたので「静かになったなぁ~」と喜んで頂きました。

T様、ご依頼頂きありがとうございました!!

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