壁のない和室に凍結洗浄ファンロボ取付させていただきました

壁のない和室、田舎の和風建築ならまだまだ根強くある間取りですが、エアコンを取り付けようとすると配管の取り回しが結構難しくて悩ましい場合が多いです。今回も縁側との壁の高さの関係でそのままでは取付出来なかったので手作りの部材でスッキリ取付させていただきました。

こんばんは。この町のお助け隊よしかわでんきです。

続き間になっている和室はこんな垂れ壁になっています。この壁の向こうは縁側がありその先に玄関があります。

玄関側の壁が高く和室のエアコンを出来るだけ高い位置に取り付けないとドレン勾配が取れません。薄型エアコンを取り付ければ余裕が出ますが26畳相当の省エネエアコンをお勧めするにあたり凍結洗浄ファンロボを提案させて頂いたので取付にも工夫が必要です。

※凍結洗浄ファンロボの解説ページ

出来るだけ高い位置に取り付けられるようにこんな当て板を前もって制作しました。重量級の室内機にも耐えられるよう厚手のコンパネを使ってしっかり固定しています。

26畳相当のエアコンは室外機がとにかくデカいです。エコキュートのヒートポンプ並み。室内機の重量も20kgと下地がしっかりしていないと地震の時に落下の危険性があります。

冷媒配管も少し太めなので曲げがきつい場所はこのようなベンダーで配管が折れないよう注意して曲げています。手で曲げると見事に潰れて曲がってしまいます。

 

縁側の配管はこのようにダクトカバーで施工させていただき少しでも見た目が良くなるようにしました。

室外機はこの場所へ。こちらもダクトカバーで出来るだけ配管が目立たないよう仕上げました。エアコン専用回路も先日の工事で丸梁の裏側を配線したので正面から見ると配線が見えません。

そして室内機は設計通り綺麗に取り付ける事が出来ました。

人の動きなどを検知して無駄な運転を防ぐ機能等省エネ昨日が搭載されているため、取り付けた位置などを設定してこのエアコンの能力が発揮できるように作業しました。

これで和室4部屋は冬でも快適な空間になりますね。N様、ご依頼いただきありがとうございました!!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です